サプリメントを日常的に摂取することの意味
「平成24年(2012)年国民健康・栄養調査結果」によると、栄養摂取の状況は食物繊維の目標量に対する充足率は女性が85%であったのに対し、男性は79%でした。また、ビタミンA、カルシウム、マグネシウム、亜鉛では推奨量に対する充足率は60%〜80%台であり不足状況が明らかになりました。「野菜の摂取量」については目標値の350gに対し、平均摂取量は286.5%でした。
さらに、野菜などに含まれる栄養素は年々減少しています。これは日本の国土が狭く、同じ土地で作物を何度も繰り返しつくってますので、土地そのものが痩せてしまっているからです。農薬などの影響もあり、土壌から摂取できる栄養素は非常に低下してきています。ここ数十年の間に、栄養価が30%くらいに激減している野菜もあり、通常の食事ではとりきれない成分も多くなっていると考えられます。
また、見た目や食べやすさを追い求めるあまり、加工された食材を食べることが多くなっているのも見逃せない事実です。
必要な栄養素が不足した体は、生命維持活動の一部に支障を起こす可能性があり、それが重くなって病気の原因をつくってしまうことも否定できません。
疾病を治すという観点ではなく健康な体を維持するためには必要な栄養素がきちんと摂取されるべきで、そうでない可能性がある場合はサプリメントをうまく活用するのが有効です。
日本ニュートリション協会 サプリメント編より
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