ひと目惚れにはパターンがある
ある人を初めて見た途端に恋に落ちてしまう「ひと目惚れ」。
世の中には、「私はひと目惚れしやすい」と自認する人もいます。
一方で、ひと目惚れをしたことのない人は、「相手がどんな人かもわからないのに、なぜ好きになれるの?」と疑問に思うでしょう。
では、ひと目惚れはどのような人に、どのような状況で起こるのでしょうか。
ひと目惚れが起こるときのパターンとして、定説になっているのをいくつか紹介します。
◎過去に好きだった人と似ている
顔やスタイルなどが以前の恋人や、好きだった人に似ていると「その人=好きな人」という図式がひらめき、ひと目惚れが起こります。
◎自分の理想通りの人
日頃から持っていた、異性に対する理想のイメージにぴったり合う外見の人と遭遇すると、心惹かれます。
◎自分と顔の特徴が似ている
目鼻立ちや顔の雰囲気、服装の好みなどが自分と似ている人に会うと、親近感が湧き、好意を持ちます。
◎遺伝子の差が大きい人
自分にない遺伝子を持っている人に対して、「自分と交配することで、より優秀な遺伝子が生まれる」と本能が働きます。
多くの場合、ひと目惚れは相手の顔やスタイルといった外見に起因しているため、その人の中身まで自分の理想通りだと思い込み、恋に落ちてしまうことがあります。
ところが実際につき合ってみると、性格や知性にギャップがあり、幻滅する場合も多いのです。
アメリカの心理学者バーシェイドとウォルスターは、異性に対する愛情は熱愛と友愛に分類しています。
ひと目惚れは熱愛に含まれ、強い生理的な興奮を伴う情動体験と定義されています。
このタイプの恋愛は、残念ながら一過性のことが多く、あまり長続きしません。
ひと目惚れがきっかけの恋を確かな愛に育てるには、時間をかけて相手の性格や特性を理解する必要があります。
一般的に恋人同士がお互いを理解するには、2人で過ごす時間が6ヵ月は必要といわれています。
参考図書:人間関係の心理学/よくわかる心理学
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