「ケンカするほど仲がいい」は本当?
誰しも知り合ったばかりの相手と会話するときは、本音が出ないものです。
意見が合わなくても、相づちを打って衝突するのを避けようとしたり、愛想笑いをして話を合わせたりします。
しかし、打ち解けた関係になると楽しい会話だけでなく、悩みを打ち明け合うこともあれば、厳しい意見を言ってケンカになることもあります。
本当に親しい相手には、喜怒哀楽の感情をある程度さらけ出すことができるようになるのです。
特に怒りや悲しみなどのマイナスの感情は、見せても関係が壊れないという安心感のある相手にしかぶつけないものです。
もしも友人が笑顔だけでなく「嫌な顔」も見せるようなら、あなたに対する信頼度が高まっているとみていいでしょう。
人と親しくなるためには自己開示が必要なわけですが、最近の日本の若者は、友人にもあまり本音を見せないクローズ人間が増えているようです。
このタイプの人は、サークルの飲み会などにも嫌がらず参加し、楽しそうにふるまいます。
これだけ見れば、普通に人づき合いができているようです。
しかし、実は周囲にあまり関心がなく、自分の本音は見せません。
たとえば、和気あいあいと盛り上がったのに、いつも二次会には参加せず一次会で帰ってしまうような人は、クローズ人間の可能性があります。
一方、友人が多く、親友ができやすいにはオープン人間です。
このタイプの人は、誰にでも積極的に話しかけ、自分の弱みや欠点もオープンに話します。
裏表のない態度で周囲の人たちからも信頼を集めるからです。
交互関係を深める過程では、ケンカや意見の衝突はあって当たり前のことです。
弱いところを見せ合って認め合わなければ、真の友情には発展しないのです。
参考図書:人間関係の心理学/よくわかる心理学
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