女性は目を見てウソをつく
人はウソをついているとき、相手から不自然に視線をそらします。
そのとき、プロのだまし屋である詐欺師は、相手から視線を外さないという例外がありましたが、実はだましのプロ並みにウソを見抜きにくいのが女性の視線です。
多くの研究では、男女とも、ウソをつくときは、相手から視線をそらす?傾向にあるという結果が出ています。
しかし、なかにはウソをつくときの視線の動き方には、男女差があるという報告もあります。
その心理実験では、男性はウソをつくとき相手と視線を合わせる時間が短くなりました。
男性の場合は、正直に本音が表情やしぐさに現れやすいのでしょう。
一方、女性はウソをついているときの方が、相手と視線を合わせる時間が長くなっていたのです。
「目を見てウソをつくなんて、女性は怖い」と思った男性もいるかもしれませんね。
人類の長い歴史の中で、社会的に弱かった女性は、自分が不利な立場に追い込まれないよう、自分を守る本能が働くのかもしれません。
ウソをつくとき、相手に誠実で好意的な眼差しを送るのも防衛反応なのでしょう。
男性の場合、女性に真っすぐ見つめられれば、それだけでドキッとします。
その女性が自分に好意を示しているのかと、勘違いする人もいるでしょう。
脳科学の研究や心理学の実験から、男性は女性よりも相手の表情や感情を読む能力が低いということがわかっています。
だから、女性のウソにコロッとだまされてしまう人も多いのです。
男性が本気でウソを隠そうとする女性の演技を見破るには、相当の経験や技術が必要かもしれません。
かといって女性に対していつも疑心暗鬼で構えていると逆に不信感をもたれますから、気をつけてくださいね。
参考図書:人間関係の心理学/よくわかる心理学
関連ページ
- 空気を読みすぎる人とのつき合い方
- ウワサ話が好きな人の願望とは?
- 荷が重い贈り物をしていませんか?
- 「ケンカするほど仲がいい」は本当?
- 子どもは親を映す鏡
- 家族の絆は輪ゴムのようなもの
- 子どもがウソをついたら自立のサイン
- 子どものケンカを親が解決するのはNG
- 思春期に反抗期がない子が増えている
- 子どものやる気をうまく引き出す方法
- 子どもを虐待する親の心理とは?
- 一人っ子がわがままは先入観
- 姿勢が似てくると親密度も増す
- 同窓会の幹事役はプライベートも充実
- カラオケの曲選びでわかる友人の性格
- 好きな人より嫌いな人が気になる心理
- 昔の仲間としかつき合わない人は臆病者
- 年上と積極的につき合う人は野心家
- 友人の数から計算する人間関係力
- 男女の間で友情は成立する?
- お隣の生活がうらやましく感じたら
- 親しさの勘違いにご用心
- 「これ以上近寄るな!」の距離に男女差あり
- 美人がモテるとは限らない
- 恋心は瞳孔の大きさでわかる
- お米を食べないと鬱になる?!
- 会う回数が多いほど好きになる確率もアップ(^^♪
- ひと目惚れにはパターンがある
- 失恋のあとがアタックチャンス!
- ネットで誹謗中傷を書く心理
- 異性を落とす方法「認知的不協和」
- ドキドキすると恋に落ちやすい
- デート中の行動からわかる相手の性格
- 初デートで同じ飲み物を頼んだら脈あり
- 態度と視線が物語る2人の親密度
- 相手の心を開く3つのテクニック
- まばたきが増えたら話題をチェンジ!
- おしゃべりな人の本当の性格