友人の数から計算する人間関係力
あなたは人間関係について点数をつけるとしたら、何点だと思いますか?
「そういわれると困る・・・」という人が大半ではないでしょうか。
複雑で目に見えない人間関係は、とかく数字では表しにくいものです。
しかし、アメリカの精神分析医ベラックは、人間関係力を人間関係指数という数字で表す公式を提唱しました。
その公式は「友人の数」と「1週間に会う平均回数」と「会っている時の平均時間」を掛け合わせて算出するものです。
では、実際にやってみましょう。
まず、あなたが10秒で思いつく友人の数を(A)に書いてください。
次に、その友人と1週間のうちに会う平均回数を(B)に、それぞれの友人と会ったときの平均時間を(C)に書いてください。
(A)×(B)×(C)=人間関係指数
たとえば、5人の友人と、週5回会い、それぞれの友人と会っていた時間が平均20分の人の計算式は次のようになります。
5人×5回×20分=人間関係指数500
計算で出た指数が高い方がいいのかというとそうではありません。
もう一つの例を見てください。
友人の数が2人で、週平均1回会い、会う時の平均時間が250分という人がいます。
2人×1回×250分=人間関係指数500
指数だけ見ると、両者とも500ですが、その中身はまったく違います。
前者は、5人の友人と頻繁に会っていますが、一緒に過ごす時間が短くなっています。
このタイプの人についてベラックは、表面的なつき合いが多く、特定の人と深くつき合って、傷ついたり不安になったりするのを避けていると分析しています。
後者は、友人の数や会う回数は少ないものの、毎回長時間一緒に過ごしており、お互いの親密度が高いことがわかります。
合計点が高くてもコンタクト時間が短い人は、対人関係が不安定であり、長い人は、人間関係が安定していると解釈できます。
参考図書:人間関係の心理学/よくわかる心理学
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