かずちゃんの心理学|心理カウンセリング

姿勢が似てくると親密度も増す

アメリカの心理学者フェスティンガーは、大学の寮に住む学生を対象に、どのように人間関係がつくられていくかを調べました。

最初に仲良くなるのは、部屋の近い学生同士でした。

 

心理学ではこれを近接の要因といいます。

 

しかし、時間が経つにつれて、生活習慣や思考などが似ている学生同士が親しくなり、グループができていったのです。

 

こちらは類似性の要因です。

 

互いに共通点が多ければ、話や趣味も合い、一緒にいて楽しいと感じるからでしょう。

 

また別の調査では、友人同士は性格が似ているという報告もあります。

 

嗜好や性格もさることながら、仲間同士は、姿勢やしぐさも似る傾向にあります。

 

友人グループで会話をするときの様子をよく観察してみてください。

 

意見が同じ人とは、同じ人とは、同じタイミングで飲み物を飲んだり、脚を組み替えたりする行動は、「同じ思いですよ」という無言のメッセージです。

 

姿勢反響は、親密度や話題への共感性が高いほど起こる確率が高くなります。

 

研究によると、親しい人同士の姿勢反響は、無意識の動作を含め、24分の1秒ごとに起こるのだそうです。

 

逆に仲良くなりたい人の動作をまねると、親密度が高くなると言われているので一度試してみてください(^.^)

 

参考図書:人間関係の心理学/よくわかる心理学

関連ページ

空気を読みすぎる人とのつき合い方
ウワサ話が好きな人の願望とは?
荷が重い贈り物をしていませんか?
「ケンカするほど仲がいい」は本当?
子どもは親を映す鏡
家族の絆は輪ゴムのようなもの
子どもがウソをついたら自立のサイン
子どものケンカを親が解決するのはNG
思春期に反抗期がない子が増えている
子どものやる気をうまく引き出す方法
子どもを虐待する親の心理とは?
一人っ子がわがままは先入観
同窓会の幹事役はプライベートも充実
カラオケの曲選びでわかる友人の性格
好きな人より嫌いな人が気になる心理
昔の仲間としかつき合わない人は臆病者
年上と積極的につき合う人は野心家
友人の数から計算する人間関係力
男女の間で友情は成立する?
お隣の生活がうらやましく感じたら
親しさの勘違いにご用心
「これ以上近寄るな!」の距離に男女差あり
美人がモテるとは限らない
恋心は瞳孔の大きさでわかる
女性は目を見てウソをつく
お米を食べないと鬱になる?!
会う回数が多いほど好きになる確率もアップ(^^♪
ひと目惚れにはパターンがある
失恋のあとがアタックチャンス!
ネットで誹謗中傷を書く心理
異性を落とす方法「認知的不協和」
ドキドキすると恋に落ちやすい
デート中の行動からわかる相手の性格
初デートで同じ飲み物を頼んだら脈あり
態度と視線が物語る2人の親密度
相手の心を開く3つのテクニック
まばたきが増えたら話題をチェンジ!
おしゃべりな人の本当の性格