お米を食べないと鬱になる?!
カウンセラーをやっていますと、どうも最近、鬱もしくは鬱のような人が増えたような気がします。
鬱病は1999年頃から一気に増加し、それからも増え続けています。
ストレス社会が原因といいますが、それだけが原因なのでしょうか?
よくダイエットで「炭水化物を減らしなさい」とよく耳にしますが、鬱病や新型鬱病は、だんだん炭水化物を食べなくなったせいかもしれないのです。
これはアメリカでの結構レベルの高い雑誌に載った研究報告らしいのですが、106人の50歳代ぐらいの人に2グループに分かれ減量食を食べさせました。
1方のグループは低炭水化物・高脂肪食、もう一方のグループは高炭水化物・低脂肪にして、無作為に振り分けました。そしてこれを1年間、継続したコントロール実験をしました。
結果、なんと、気分障害や怒り、敵意、混乱、抑うつ、落ち込み等の心理状態が高炭水化物・低脂肪食のグループの方が優位に改善したのです。
最近の若い子で、ちょっと鬱っぽい子は、お米を食べていないのが多いです。
キレる子が多いといいますが、ダイエットと称してお米のような炭水化物を食べなくなったのも原因の1つと考えられます。
最近のサラリーマンに鬱が多いのもやっぱりお米を食べないのが原因だとおもいます。
最近の臨床と実験によるエビデンス(証拠)によると、鬱病は食事で軽減できることが明らかになっています。
鬱の原因は、脳内で生成されるセロトニンの調整とされています。
セロトニンを生成するのは、当然、体内に材料が必要です。その材料とは必須アミノ酸の1つのトリプトファンとビタミンB6です。
そして、最近セロトニンの調節に炭水化物が関わっていることがわかってきています。
ですから、食事が偏って、ビタミンが少ないとか、お米のような穀物が少ないとか、トリプトファンを含むアミノ酸が少ない人は、その生活が長く続くと鬱になりやすいのです。
炭水化物は太るといいますが、炭水化物はよほどの過食でもしないかぎり脂肪にはなりません。
ですから、安心してお米を食べてください(^_-)-☆
やはり脂質が脂肪になるのです!
パンよりお米。ケーキより饅頭。ラーメンよりうどん。というふうに脂質を減らすように工夫すれば良いのです。
炭水化物が不足すると筋肉が分解されます。ですから炭水化物抜きでは、健康的なダイエットはありえないのです。
私は、ある種の農業団体や農協の回しものではありません(笑)
ただのサプリメントアドバイザーであり心理カウンセラーです!
それでも言わせてください!「みなさん、お米を食べましょう」(^^♪
参考図書:ダイエットを科学する
関連ページ
- 空気を読みすぎる人とのつき合い方
- ウワサ話が好きな人の願望とは?
- 荷が重い贈り物をしていませんか?
- 「ケンカするほど仲がいい」は本当?
- 子どもは親を映す鏡
- 家族の絆は輪ゴムのようなもの
- 子どもがウソをついたら自立のサイン
- 子どものケンカを親が解決するのはNG
- 思春期に反抗期がない子が増えている
- 子どものやる気をうまく引き出す方法
- 子どもを虐待する親の心理とは?
- 一人っ子がわがままは先入観
- 姿勢が似てくると親密度も増す
- 同窓会の幹事役はプライベートも充実
- カラオケの曲選びでわかる友人の性格
- 好きな人より嫌いな人が気になる心理
- 昔の仲間としかつき合わない人は臆病者
- 年上と積極的につき合う人は野心家
- 友人の数から計算する人間関係力
- 男女の間で友情は成立する?
- お隣の生活がうらやましく感じたら
- 親しさの勘違いにご用心
- 「これ以上近寄るな!」の距離に男女差あり
- 美人がモテるとは限らない
- 恋心は瞳孔の大きさでわかる
- 女性は目を見てウソをつく
- 会う回数が多いほど好きになる確率もアップ(^^♪
- ひと目惚れにはパターンがある
- 失恋のあとがアタックチャンス!
- ネットで誹謗中傷を書く心理
- 異性を落とす方法「認知的不協和」
- ドキドキすると恋に落ちやすい
- デート中の行動からわかる相手の性格
- 初デートで同じ飲み物を頼んだら脈あり
- 態度と視線が物語る2人の親密度
- 相手の心を開く3つのテクニック
- まばたきが増えたら話題をチェンジ!
- おしゃべりな人の本当の性格