昔の仲間としかつき合わない人は臆病者
昔の友人たちと集まりたがる人が、全員交友関係が豊かで生活が充実しているかといえば、そうではありません。
なかには新しい友人をつくらず、旧友とのつき合いにこだわっている人もいます。
社交的で、友人づき合いが苦にならない人は、昔の友人関係も大事にする一方で、現在の学校や職場でも新しい仲間ができるものです。
昔の仲間とだけ親しくつき合う人や、特定の仲間とだけ遊ぶ人は、新しい人間関係をつくるのが面倒だと感じているのかもしれません。
若いうちから交際する相手を限定する人は、頑固で融通が利かない面があります。
また、知らない人と交流することで傷つくのが怖い臆病者とも考えられます。
新しく出会う人と親しくなるには、気遣いも必要ですし、互いの意見が衝突し、不快な思いをすることもあります。
一方、昔からの気の置けない仲間とのつき合いは気楽というわけです。
心理学では、人は成長するにしたがって友達を選ぶ基準が変化すると考えられています。
幼児期は家が近いなど、相互的近接が優先されますが、大人になると、相手の能力や人格を認め、意見が合うなどの共感できる相手を選ぶようになります。
また、互いの関係を良好に保つために、コミュニケーションを通じて、人それぞれ違う意見を持っていることを学びます。
そうすることで、幼児期の顕著な自己中心性を脱し、他人の立場に立ったものの考え方ができるようになります。
自分をよく知り、欠点も受け止めてくれる昔からの仲間と一緒にいるのは居心地がいいものです。
しかし、限られた集団での交流では、世界が広がりません。
「井の中の蛙大海を知らず」ということわざもありますが、狭い世界に留まっていては人間的な成長も得られないのです。
参考図書:人間関係の心理学/よくわかる心理学
関連ページ
- 空気を読みすぎる人とのつき合い方
- ウワサ話が好きな人の願望とは?
- 荷が重い贈り物をしていませんか?
- 「ケンカするほど仲がいい」は本当?
- 子どもは親を映す鏡
- 家族の絆は輪ゴムのようなもの
- 子どもがウソをついたら自立のサイン
- 子どものケンカを親が解決するのはNG
- 思春期に反抗期がない子が増えている
- 子どものやる気をうまく引き出す方法
- 子どもを虐待する親の心理とは?
- 一人っ子がわがままは先入観
- 姿勢が似てくると親密度も増す
- 同窓会の幹事役はプライベートも充実
- カラオケの曲選びでわかる友人の性格
- 好きな人より嫌いな人が気になる心理
- 年上と積極的につき合う人は野心家
- 友人の数から計算する人間関係力
- 男女の間で友情は成立する?
- お隣の生活がうらやましく感じたら
- 親しさの勘違いにご用心
- 「これ以上近寄るな!」の距離に男女差あり
- 美人がモテるとは限らない
- 恋心は瞳孔の大きさでわかる
- 女性は目を見てウソをつく
- お米を食べないと鬱になる?!
- 会う回数が多いほど好きになる確率もアップ(^^♪
- ひと目惚れにはパターンがある
- 失恋のあとがアタックチャンス!
- ネットで誹謗中傷を書く心理
- 異性を落とす方法「認知的不協和」
- ドキドキすると恋に落ちやすい
- デート中の行動からわかる相手の性格
- 初デートで同じ飲み物を頼んだら脈あり
- 態度と視線が物語る2人の親密度
- 相手の心を開く3つのテクニック
- まばたきが増えたら話題をチェンジ!
- おしゃべりな人の本当の性格