亜硝酸ナトリウム(発色剤)

亜硝酸ナトリウム(発色剤)

発色剤の1つに亜硝酸ナトリウムというのがあります。

 

亜硝酸ナトリウムは、ハム・ソーセージなどの加工肉などの多く使われており、これを添加することによって食べ物の変色を防ぎ、長時間きれいな色を保つ事の出来る食品メーカーにとって大変便利な物質です。

 

食品メーカーにとっては大変便利な物質ですが、私たちの体には影響はないのでしょうか?

 

亜硝酸ナトリウムは血管を拡張したり、血液中のヘモグロビンの鉄を酸化させたり、血液の酸素運搬能力を低下させたり、血球を壊して、それが血しょう中や尿に出て尿細管を閉じたりさせると言われています。

 

しかも、現代病といわれるアレルギーの原因物質でもあるようです。

 

アメリカの全米アレルギー感染症研究所によると、亜硝酸ナトリウムのかかった野菜や果物・ハム・ソーセージなどは、重症の気管支ぜんそくを発症する人がでてくるそうです。

 

さらに亜硝酸ナトリウムは、アミン類を含む食べ物と一緒に食べると、胃の中で発ガン性で名高いニトロソアミンに変化するのです。

 

アミン類はアミノ酸の一種で、我々が食するほとんどの食べ物に含まれており、アミノ酸を避けることは不可能に等しいと思います。

 

従って、なるべく人工的に添加された亜硝酸ナトリウムを含むものを避けるようにしたほうが良いでしょう。