アスリートとドーピング

アスリートとドーピング

ドーピングとは、スポーツで好成績をあげるために薬物などを使用したりする違反行為をすることです。

どのような行為がドーピングに該当するかは、WADA規定(世界ドーピング防止規定)によって定められており、意図的であっても、不注意であっても制裁の対象となります。

各国ドーピング防止機関、国際および国内競技連盟、各国オリンピック委員会等の組織が、WADA規定に従って、世界の共通ルールとしての規則を決めています。

WADAでは禁止される薬物と方法を、禁止表として毎年1月1日に更新し、JADA(日本アンチ・ドーピング機構)でも確認できますが、翻訳等で矛盾が生じた場合は英語版のものが優先されます。

市販風邪薬や処方箋にもWADAが定めた禁止物質が含まれる可能性があります。

ドーピング検査の対象になる場合は、TUE(治療目的使用に係る除外措置)を申請することになります。

承認されれば、禁止物質、禁止方法を用いることが可能になります。

JADA認定商品マークも国内のサプリメントを選ぶ場合には参考になります。

このマークは、JADAの審査をへてWADA禁止表に抵触しないと認められたものに使用が許されるものです。また国際認証であるNSFCertified for Sport(NSFスポーツ認証)があります。

NSFの認証は国際的に信頼度が高くアメリカのNFL・MLB・PGA・LPGAなどの国際的なスポーツ団体はすべて、選手たちにNSF認証取得製品の利用を促進しています。

シドニーオリンピックでは女子体操選手が、チームドクターから処方された風邪薬を服用したため禁止薬物が検出され、金メダルが剥奪されました。

サプリメントは原材料を全て表示する義務がなく、特に海外製のサプリメントは注意が必要です。

原材料が不明なサプリメントを摂取し、選手生命を台無しにしてしまうこともあることを忘れてはいけません。

現在ではインターハイなどでもドーピング検査が実施されています。

参考:日本ニュートリション協会 サプリメント編