サプリメントを選ぶ基準
では、サプリメントを摂りたい、と思ったとき、無数といっていいほど存在するサプリメントの中からどのサプリメントを選べばよいのでしょうか。
サプリメントは品質もピンからキリまで、値段も数百円〜数万円まであります。
しかし、高ければ高いサプリメントほど効果があるとは一概に言えません。
確かに高価なサプリメントは高品質な素材を使っているものが多いですが、サプリメントを利用する人が目的を間違えると、せっかくの高価なサプリメントも何の役もたたないということになります。
極端な例で言うと、風邪をひいているのに胃薬を飲んでも効き目のないのと同じことです。鉄分を補給したいのに、鉄分を含まれていないサプリメントを飲んでも意味のないことです。
あくまでサプリメントを利用する目的に沿っているかどうかが、良いサプリメントの判断基準になります。
したがって、目的からみた基準でサプリメントを選ぶことがサプリメントの効果を十分発揮できることにつながり、結果的に良いサプリメントを選択することになります。
粗悪なサプリメントを選ぶと、以前より体調が悪くなることもあり得ます。そうならないためにもサプリメントを選ぶ目を養うことは非常に重要です。
いまやサプリメントはコスメショップやコンビニ、ドラックストア、インターネットなどで気軽に購入できるようになりました。
虚偽や誇大な効果効能や安全性が示されているホームページもありますのでインターネットショッピングには注意すべきです。
たとえば海外のサプリメントは、海外では「健康食品」として扱われてますが、日本では「無承認無許可医薬品」にあたるものがあります。
無承認無許可医薬品を自分が使用するために個人輸入によって入手することは法的に認められていますが、安全性についてのリスクは自らが負わなければならないので十分に注意が必要です。
日本においても、健康ブームに便乗して合成栄養素や賦形剤(ふけいざい)を多く用いた粗悪品が出回っているのも事実です。
もちろん、ごく一部のサプリメントでありますが、ビタミンやミネラルなどの有効成分がほんのわずかしか含まれていないのに関わらず、高価格なサプリメントもあれば、ほとんど効果が期待できないお菓子レベルのサプリメントまであります。
では、その玉石混淆のサプリメントの中から、何を注意して選択したらいいかそのポイントを次のページで挙げます。
JNFサプリメントアドバイザー サプリメント編より