リウマチ
慢性関節リウマチは自己免疫疾患のひとつでこう原病(こうげんびょう)の仲間とされています。
自己免疫疾患は外敵と戦って体を守るシステムですが、自分の体である細胞中の構成要素を敵と間違って戦い体に対して悪影響を及ぼす。
一口で言えば、体内でのアレルギー反応が異常におきてしまう病気です。
原因については、まだまだ解明されていないところが多く現在医学では根治的治療法はありません。
遺伝については、病気が遺伝するというより病気になりやすい体質が遺伝する可能性がありますが、父母両方がこう原病である場合以外は大きな心配はないと思われます。
むしろ、後天的な要素のほうが高いと思われ、環境や性格(物事に対する考え方)、そして特に重要なのは、毎日の食事だと思います。
今のところ治療薬として、ステロイド剤や免疫抑制剤が使われております。双方とも免疫反応を抑制しリウマチの症状を緩和します。
ただし、副作用がありますのでドクターの指示に従って服用する必要がありますし、根治的な治療にはなりません。
やはり、病院の治療と並行して毎日の食生活を改める必要があります。
私達の体は大雑把に言いますと約200日間で体全体の細胞が入れ替わります。
つまり、過去200日間食べてきた物であなたの体が出来ているのです。
毎日コンビニの弁当を食べてた人はコンビニの弁当で体が作られていますし、インスタントラーメンを食べてた人は当然体はインスタントラーメンで作られているわけです。
特に現代人は脂質や糖質が摂りすぎの傾向にあり、良質なタンパク質やビタモン、ミネラルは圧倒的に足りません。
体の材料不足(栄養不足)の状態が何年も何十年も続いたらどうなるでしょう?当然、体の機能がおかしくなる事は予想がつくと思います。
これが、ガンをはじめ生活習慣病やリウマチの大きな原因の1つと言われているのです。